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カルマン (自動車) : ミニ英和和英辞書
カルマン (自動車)[くるま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

自動 : [じどう]
  1. (adj-na,n) automatic 2. self-motion 
自動車 : [じどうしゃ]
 【名詞】 1. automobile 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

カルマン (自動車) : ウィキペディア日本語版
カルマン (自動車)[くるま]

カルマン(Karmann)、正式社名・ヴィルヘルム・カルマン()は、ドイツオスナブリュックの自動車架装会社(コーチビルダー)。2009年4月9日カルマン社の倒産が発表され、管財人監督下で再建に努める事になった。
== 歴史 ==
1874年にドイツオスナブリュックに創立していた馬車製作会社"Christian Klages(クリスティアン・クラーゲス)"を1901年8月1日にヴィルヘルム=カルマン(シニア)が買収契約をおこなったところにはじまる。買収時には社員15名と建屋二棟を引き継いだが、社名は当初はまだ"Wagenfabrik Chr. Klages"だった。
1901年時点、馬車(、)を作っていたカルマン社は次第に自動車の架装を手掛けるようになる。1902年には自動車として最初のボディー製作をハンドメイドで行った。1909年製のハンティング用馬車は現存する馬車の中で当時のカルマン社の高品質を示すものとされる。1920年代には自動車業界での仕事が増し、Adler社、AGA、ビュイック、シトロエン、クライスラー、シボレー、FN、Hansa、Mannesmann、メルセデス、オペルなどがカルマン社にボディー製作を依頼した。
1924年、デトロイトを訪れたヴィルヘルムは米国自動車産業の大量生産での標準化に感銘を受け、従来型工房から大量生産技術への移行をおこない始める。従来の木製ボディーはハーフスチール製そしてオールスチール製のボディーとなり、1930年半ばにはシートメタルのプレス技術へと移行していった。
1930年代初頭のカルマン社ではデザイン史に残る伝説の造形学校「バウハウス」の創始者の一人であり設計者でもある著名な建築家のヴァルター・グロピウスデザインのボディーをAdler Standard 8 に架装し生産していたこともあった。一方、カルマン社内デザイナーもAdler以外にもフォードやHanomagなどに架装をおこなった。
1932年には従業員は150人となりAdler Primusクーペを日に16台生産するまでになる。1939年には従業員800人で65台を生産した。
第二次世界大戦により工場は壊滅。1949年にVW工場との共同事業でカブリオレを生産し大成功を収める。
イタリアギア (現在はフォードに吸収) 社との合作であるVWカルマンギアを世に送り出した。ギア発表までには構想から4年の歳月を要したがこれによりカルマンの名は世界に知られることとなる。
1952年にヴィルヘルム=カルマンの死によりその息子ヴィルヘルムが経営を引き継ぐ。
近年はオープンカー製造のスペシャリストとして有名で、2000年代にはクライスラー・クロスファイアフォルクスワーゲン・ゴルフカブリオ、フォルクスワーゲン・ニュービートルカブリオレ、アウディ・A4カブリオレ、メルセデス・ベンツ・CLKクラスカブリオレ、ルノー・メガーヌCC(日本では「メガーヌ・グラスルーフ・カブリオレ」の名称で販売)、日産・マイクラC+C)、インフィニティ・G37などの製造を手掛けてた。また馬車の製作も引き続きおこなわれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カルマン (自動車)」の詳細全文を読む




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